UTMBへのみち

世界中のウルトラトレイルレースを制覇しよう

2018 TDS(UTMB)への参戦 スケジュール編

昨年念願のUTMBを完走することができました。今年はUTMBのTDSという120㎞のレースに参戦しました。

レースのスペックはこんな感じです。

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何回かに分けてTDSに関連するメモを書いていこうと思います。

今回はスケジュールでについてです。私がどんな予定でシャモニーに入り、レースを走って、日本へ帰国したのか。レースまでの注意点などを書いておきます。

フライト(往路)

  • 8月26日(日)成田 22:00 発 ドバイ 03:40 着
  • 8月27日(月)ドバイ08:30 発 ジュネーブ 13:15着
  • 所要時間 22時間15分

丸々一日かかりました。。

ちなみにUTMBのスタート/ゴール地点のあるフランスのシャモニーまではジュネーブからバスで行くのが最もアクセスがよいです。

渋滞もないので基本的にはオンタイムで大体1時間15分ほどで到着します。私はいつもEasy Busを利用しています。

27日(月)の15時~16時の間にシャモニーに到着します。この日は特にやることはありませんので、ゆっくり旅の疲れを癒すなり、ショッピングをするなどして過ごすとよいでしょう。

スケジュール

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28日(火)の13時からゼッケンの配布が始まります。必須アイテムのチェックを受け、合格するとゼッケンが受け取れる仕組みになっています。

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ゼッケンだけでなく、バッグにタグをつけられ、手首にはリボンをつけてもらいます。

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TDSスタート時間

8月28日(水)6:00 スタート

注意しなければならないのは、TDSのスタートはクールマイユールというイタリアの町になります。ちょうどシャモニーからモンブランを挟んで反対側です。

このためシャモニーからシャトルバスに乗って移動しなければなりません。

エントリー後にこのシャトルバスに乗る時間を自分で選択しなければならないので注意が必要です。

シャトルバス出発時間(シャモニー→クールマイユール)

  • 3:30
  • 4:00
  • 4:30

ただし、今年のレースは悪天候により二時間スタートが遅れたので上記+2時間が集合時間となりました。

エントリー確定後に早い者勝ちで時間帯が埋まっていくのですが、あまり厳密に管理をしているようには見えませんでした。

私が選択した時には4時30分が既に埋まっていたので4時を選択しましたが、別に4時30分に行ってもバスには乗れたはずです。

早くスタート地点についてもやることはないのでできる限り遅い時間に行くのが良いと思います。

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TDS制限時間

34時間 ※2018年はコース変更により33時間30分となりました。

8月28日(水)6:00 (8:00) ~8月29日(木)16:00 (17:30)

私は制限時間をたっぷり使ったので29日(木)の午後にゴールしました。ゴール後はフィニッシャーズベストをもらい、エイドステーションでビールが飲めます。このビールは本当に最高なので忘れずにもらうようにしましょう。

さすがに30時間も動き続けると疲労感は半端ではありません。その日は知人と食事をしましたが、食欲よりも眠気が優先してしまい、食事はのどを通らず、一刻も早く寝たいという状況でした。

ホテルのベッドに横たわった瞬間深い眠りに落ちてしまいました。

翌朝31日(金)のスケジュールはこんな感じです。

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CCCが9時スタートですが、TDSと同じくクールマイユールスタートなのでシャモニーではスタートを観れるわけではありません。私はUTMBのスタートを見てから帰路につきました。

フライト(復路)

  • 8月31日(金)ジュネーブ 21:40 発 ドバイ 06:10 着
  • 9月01日(土)ドバイ08:00 発 羽田 22:45着
  • 所要時間 18時間05分

シャモニーを18時15分に出発するバスに乗ってぎりぎりでした。バス自体はとても空いていて予約をする必要はないほどです。私以外に二名しか乗客はいませんでした。

今回はエミレーツ航空を利用しましたが、チェックインが思いのほか混んでいました。少し余裕を持って動いた方がいいかもしれません。

また、今回はドバイの乗り継ぎ時間が短かったことが災いし、ロストバゲージしました。荷物だけドバイに取り残されてしまったのです。帰りでほんとによかったと思いましたが、預け荷物はやはり注意が必要です。昨年はトルコ航空で持ち込みにしました。

全体的に見て少しバタバタしている印象はありますが、このくらいでちょうどよいです。

土曜の夜には家に着けるので翌日の日曜はゆっくり休むことができましたし、TDSの余韻に浸りながらUTMB Liveを観るのも悪くないです。

UTMBのゴールを現地で見届けることはできませんが、TDSに参加するならこのスケジュールで行くのはちょうどよいです。

次回はレースの詳細を書いていきます。