今更ですが昨年の大阪マラソンで自己ベストを大幅更新することができたのでメモしておきます。
昨年はUTMBへの挑戦権を手にし、とにかく長い距離を走る訓練を積んできました。
毎月ウルトラマラソンを走ってみたり、30㎞のトレイルを走ってみたりしました。その成果が出たのかUTMBを二度目の挑戦で完走することができました。
一方、マラソンを見据えたスピード練習は全くできていませんでした。9月になってようやくスピード練習を始め、それから二か月はひたすらインターバルやタイムトライアルなどのスピード練習を行ってきました。
効果測定としての10月のハーフマラソンは1時間29分31秒と私の中では3時間15分を目指せるレベルまでスピードが上がってきました。
11月の大阪マラソンはもしかしたら自己ベスト狙えるかもしれないと思ったので、玉砕覚悟で4分30秒ペースで前半から積極的に行くつもりでした。
このペースで行けば3時間10分切りを狙うことができます。3時間10分切りを目指し、ペースが多少落ちても自己ベストは切れるようなレースプランにしました。
5キロごとのラップは次の通りです。
- Start~5㎞ 23分09秒(4分38秒/㎞)
- 6㎞~10㎞ 21分49秒(4分22秒/㎞)
- 11㎞~15㎞ 21分42秒(4分20秒/㎞)
- 16㎞~20㎞ 21分52秒(4分22秒/㎞)
- 中間地点:1時間33分19秒
- 21㎞~25㎞ 21分54秒(4分23秒/㎞)
- 26㎞~30㎞ 21分55秒(4分23秒/㎞)
- 31㎞~35㎞ 22分03秒(4分25秒/㎞)
- 36㎞~40㎞ 22分57秒(4分35秒/㎞)
- 2.195㎞ 10分19秒(4分42秒/㎞)
ネットタイム:3時間7分40秒(4分26秒/㎞)
大阪マラソンの出場者は3万人位と多かったので、Bゾーンからのスタートでも最初はかなり出遅れました。スタートラインを切ったのは号砲から1分53秒後です。
スタートラインを切った後も渋滞が続き、最初の五キロは4分38秒/㎞と遅れ気味でした。振り返ればこれが良かったのかもしれませんが、この後れを取り戻そうと4分30秒/㎞を目指してペースを上げていきました。
ところが、自分の中では4分30秒のつもりがいつのまにか4分20秒/㎞とハイペースになっていることに気が付きます。
しかし、そこまで辛さも感じていなかったのでいけるところまでそのペースを維持することにしました。目標の4分30秒を大幅に上回るペースなので不安との戦いでした。
さすがにハーフを過ぎたあたりから疲労を感じましたが、大幅に貯金を作れていることの安心感もあって後半も何とか粘ることができました。4分20~25秒ペースを刻んでいきました。
さすがに35㎞以降は南港大橋の登りもあってペースが下がりましたが、前回の東京マラソンの自己ベスト3時間14分を大幅に更新することができました。
マラソンでここまでスピードが出せたのは直前のスピード練習が効いたのだと思います。4分を切るペースで練習していたので4分20~25秒のペースもそこまで速く感じることはなく、余裕をもって走ることができました。
幸先の良いスタートです。
1月にハーフマラソンで自己ベストを更新して、2月の別大に臨みたいと思います。