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フルマラソン3時間15分を切るためのハーフマラソン目標タイム

フルマラソンで3時間15分を切るためにはどの位でハーフマラソンを走れるようになればよいのでしょうか。

ずばりその答えとは1時間30分です。ちなみにこれは私の場合です。なぜそうなのかというと、私が3時間15分でフルマラソンを完走した直前のハーフマラソンが1時間30分だったからです。なんだそりゃと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん全く根拠がないというわけでもありません。

フルマラソンのタイムを予想するときに便利なのが持久係数です。持久係数とは、ハーフマラソンや10kmの記録にある係数をかけると大体フルマラソンのタイムが予想できるというものです。

もちろんその係数は人によって異なり、スピード型はこのくらい、スタミナ型はこのくらいといった具合に数値の幅が規定されています。例えば私のフルマラソンの記録が3時間15分で、ハーフの記録が1時間30分の場合、フルの記録をハーフで割ると2.166666となります。これが自分のハーフとフルの持久係数になるというわけです。いくつかフルとハーフのレースに出場しいくつか統計を取ってみれば、自分の係数がどれほどのものかわかってくると思います。ちなみに3時間15分を目指す上で2.17という持久係数はちょうどスピード型とスタミナ型の間くらいのようです。

もし私の時給係数2.17がある程度安定した値だとすると、この係数を用いてフルマラソンサブスリーするために必要なハーフの記録も導き出すこともできるのです。フルマラソンサブスリーであれば、3時間を2.17で割ってあげればいいので、180分÷2.17=82.9分、つまり1時間23分ということになります。もちろんこのタイムは自分がスピード型なのかスタミナ型なのかで変わってきますので人によって異なります。しかし、この持久係数で導き出したタイムはかなり信憑性があるのでとても参考になります。

ということで、まずは12月、1月といくつかハーフマラソンにエントリーしたので1時間30分切りを目標にしようと思います。みなさんも自分の持久係数がどのくらいか確認し、フルマラソンハーフマラソンの目標タイムを設定してみてはいかがでしょうか。