読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Road To UTMB

中国駐在中の30代サラリーマンがUTMBを完走するまでのプロセスを綴るブログ

2016 贵州环雷公山超100公里国际马拉松 Part3 凱里ステージ

こうして多少ぼられたものの無事に一日目のスタートラインである凱里の民族風情園に到着しました。


f:id:wakaiojisan:20161120183322j:image

未知の場所に行ってレースに出るのは、目の前の障害を一つ一つ乗り越えていくのが醍醐味でもあります。このようなことをしているとサバイバル力が養成されるのでおすすめです。

民族風情園につくとまずマラソンのエントリー手続きを行い、ゼッケンや参加賞のシャツをもらいました。ここでは参加者の名前が大きなボードに張り出されており、中国人と外国人にそれぞれ分かれています。もちろん私は外国人枠なのですが、予想以上にいろんな国の参加者がいることに驚きました。一番多いのはケニア、賞金目当てか?それ以外だとウガンダ、ガーナ、ロシア、スウェーデン、ドイツ、オーストラリア、オランダなど予想以上に多国籍でした。そして日本人はオンリーワン。いいですね。3日連続レースに参加するのは300名位でしょうか。

手続きを済ませると、近くのホテルに案内され、チェックインを行います。部屋は結構きれいで、ドイツ人の選手と相部屋となりました。彼の名前アレックス(仮名)。中国語も達者で年も若く、すぐに打ち解けることができました。聞くところによると5年ほど住んでいるとか。中国のレースでこのような経験はなかなかできないので貴重な体験となりました。


f:id:wakaiojisan:20161120183428j:image

翌日の朝八時凱里ステージのスタートです。レース終了後はすぐに次の雷山ステージへと搬送されるので朝荷物を大会協会側に預けスタートを待ちます。食堂には、貴州の少数民族である苗族の民族衣装に身を包んだ若い女性が現れ、食事をしています。セレモニー用でしょう、本当に苗族かどうかも怪しいです。こうなったらただのコスプレですね。

ギリギリまでホテルのロビーで時間を潰し、いよいよスタートです。コースはできたばかりと思われる新しい道路をひたすら走り、また同じルートを引き返す、というコースです。さすが山に近いこともあって舗装されていても、アップダウンが半端ではないタフなコースとなっています。上ったら帰りは下り、下ったら帰りは上り、という希望と絶望が表裏一体のコースです。今まで3日連続でレースに出たことはなかったので、まずはペースを抑えゆっくり走ることにします。目標タイムはサブフォー。さぁどうなるのでしょうか!5km毎のラップはこんな感じでした。ご覧ください。

1km〜5km  27分29秒
6km〜10km  28分06秒
11km〜15km 28分02秒
16km〜20km 27分06秒

折り返し地点はとても雰囲気のある場所で応援がすごい!

21km〜25km 28分02秒
26km〜30km 27分09秒

ここからペースアップ、キロ5分切りの区間もあり。

31km〜35km 25分03秒
36km〜40km 25分19秒

記録は3時間49秒12秒、第43位でした。

目標クリアした上にフルマラソンの見本のような後半にタイムを上げるネガティブスプリットです。このタイムで後半上げてゴールしたのは初めてですね。小出監督にも褒めてもらえそうな内容です。大体このくらいのタイムになると後半大失速の失態を演じていることがほとんどです。先日しくじった北京マラソンよりはるかによい走りができました。普通ならこれで終了、お疲れ様でした、また次のレースも頑張りましょう、となるのですが、このレースは違います。明日もフルマラソン、明後日もハーフマラソンを走らなければならないのです。

問題は、明日も走れる脚が残っているのかどうか。さすがにペースを抑えたとはいえ、42kmを走りきるのはそれなりに体力を消耗します。走った直後は大丈夫そうに見えても、それなりに疲労が溜まっているのは明らかで、果たして明日もフルマラソンを走れるレベルのなのか判断ができません。

ゴール後、軽食をもらい、次のステージである雷山に向かうバスに乗り込みます。果たして明日もフルマラソン走れるのだろうか。。レース後の達成感と明日への不安が入り交じった複雑な心境のまま、私を乗せたバスはゆっくりと雷山へ向かって動き出したのでした。

続く