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2016 贵州环雷公山超100公里国际马拉松 Part2 凱里への旅

初日は無事に貴陽市内に到着し、ホテルのチェックインも特に問題なく行えました。二日目はこの大会のスタート地点である凱里という場所に行く必要があります。

凱里に行く前に市内をほんの少し散歩がてら走ってみることにしました。外に出てみると涼しく走るにはちょうど良い気温です。

あまり遠くに行くのもめんどくさかったので、ホテルを出てすぐに標識が出ていた「甲秀楼」という場所に行ってみることにしました。ホテルから2km位の場所にあるようです。

ちなみに今回泊まったホテルは、貴州華聯ホテル(贵州华联大酒店)でCtripで予約しました。一泊5000円台ですが、市内にあるのでレストランやショッピングセンターが近くにたくさんあって便利でした。

このホテルから南の方に向けて「甲秀楼」に向かいました。地下道をいくつかくぐり抜け15分位で到着。川が流れとても雰囲気の良い場所でした。

朝なので体操している人、駒を回している人、時折ランニングをしている人も見かけました。空気も綺麗で散歩にはちょうどよい距離感と雰囲気の良い場所です。

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その後朝食を取り、凱里へ向けての準備を始めます。貴陽から凱里へは、高鉄(新幹線)か火車(汽車)の二つの方法があります。

高鉄が40分位で着くのに対し、火車は二時間半位かかります。ちなみに2014年に貴陽北駅が開通したようで、高鉄利用の場合はこちらの駅を使用する必要があるので要注意。

駅がそれぞれ異なります。今回私は高鉄を利用しました。チケットはwechatで58.5元で購入(火車であれば28.5元)。あとで時間変更もできるのでそこまで神経質に時間を決めなくよいのがいいですね。あとは窓口でパスポートと予約番号を伝えればチケットを入手できます。

お昼前位にホテルからタクシーに乗り込み貴陽北駅を目指します。ホテルからそんなに遠くなく15分位で到着したと思います。

無事に窓口でチケットを受け取り、少し時間に余裕があったので一本電車を前倒ししてもらいました。無事に高鉄に乗車し、40分程で凱里南駅に到着です。快適な高鉄の旅。 

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さて、凱里南駅から会場までどのようにいくか。目的地は、民族風情園という場所なのですが、バスの路線図を見てもそのような名前は見当たりません。

よくわからないのでタクシーを探し、運転手に場所を尋ねます。客がそんなにいないので、運転手たちに取り囲まれ、どこだどこだ?と盛り上がります。

大体地方だとメーターを倒さず、どこそこまで何十元でどうだ?みたいケースになることが良くあります。

今回もそれで民族風情園まで60元(約900円)とふっかけられました。高過ぎだろ!!と食い下がるも、ここから結構距離あるからそんなもんだ、とのこと。めんどくさかったので60元で手を打ちました。

運転手からはどこから来たんだ?と聞かれ、日本だと伝えると、初めて日本人に会ったのか妙に興奮しだして、「会えて光栄だ」みたいなことを言ってくれました。ふっかけてきたとはいえ、なかなか人のよさそうな運転手です。

新しそうな道路を走ること10分位であっという間に目的地に到着。全然近いじゃないか。。そしてメーターを見ると29.6元。

ほんとはこの料金でいいんじゃないかと思い、いくらか聞いてみる。やっぱり60元。。。倍ですか。なめてますね。

日本人が一人ここで騒いでもどうしようもないので、儲かってますなあ、とプチ嫌みを残し運転手に別れを告げました。

果たしてこんな場所に行く人がどの位いるかは分かりませんが、凱里南駅から民族風情園までのタクシーの相場は30元です。だまされないように。こんなとこ一人で来る人いないと思うけど。

こうして無事にスタート地点まで辿り着いたのでした。

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続く